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デジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」。さまざまな用途に対応するコンポーネントを追加

April, 2017

小型のコントロールサーフェスとネットワークカードを追加、既存モデルも機能を強化

プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、デジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」のコントロールサーフェス『CS-R10-S』を6月に、専用ネットワーク用TWINLANeカード『HY256-TL-SMF』を7月に発売します。また、「RIVAGE PM10 ファームウェアV1.5」を7月にリリースします。

価格と発売日

品名 品番 価格 発売日
コントロールサーフェス CS-R10-S オープンプライス 2017年6月
TWINLANeカード HY256-TL-SMF オープンプライス 2017年7月

製品の概要

当社は、1887年の創業以来、楽器の分野だけでなく音響機器の分野においても革新的な製品を提供してきました。2001年に発売した「PM1D」は、大規模ライブSR(Sound Reinforcement:コンサート用音響)に特化したフルデジタルコンソールとして、その卓越した音声処理技術、高度な機能性と信頼性により、以後のライブコンサートや劇場における音響システムに大きな変革をもたらしました。そして2015年には、ホール、スタジアム、野外などでの大規模ライブSRにおける新世代フラッグシップモデルとなるデジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」の出荷を開始、これまでに世界各地の大規模コンサートの現場で使われ、サウンドクオリティ、操作性、信頼性、拡張性などで高い評価を得ています。

コントロールサーフェス『CS-R10-S』は、発売中のコントロールサーフェス「CS-R10」の約3分の2のサイズを実現したモデルです。高い操作性はそのままに、「CS-R10」との組み合わせやメイン/モニター用など、さまざまな用途に対応できます。また、『HY256-TL-SMF』は、シングルモードファイバーに対応したTWINLANeカードで、デジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」の伝送距離の長距離化を実現します。
さらに、最新のファームウェアV1.5は、今回発表した新コンポーネントへの対応に加え、Eventide社のウルトラハーモナイザー「H3000 Live」やDan Dugan Sound Design社のオートマチックミキサーなど、さまざまなプラグインを新たに搭載します。

詳細は以下の通りです。

主な特長

1.省スペースのコントロールサーフェス『CS-R10-S』

デジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」は、マイクやアンプ等を接続する入出力カードと「I/Oラック」、ミキシングやエフェクトなどの信号処理を行う「DSPエンジン」、操作部となる「コントロールサーフェス」、これらをネットワーク接続するための専用カードで構成されます。
『CS-R10-S』は、発売中のコントロールサーフェス「CS-R10」の約3分の2のサイズを実現したもので、高い操作性はそのままに、さまざまな用途に対応できます。また、Dual Console機能(将来アップデートにて対応予定)により、DSPエンジン「DSP-R10」に対して2台の「CS-R10」または「CS-R10-S」を接続することができます。会場の規模や設置スペースに応じて、FOH(客席)とモニターポジション(ステージ袖)のそれぞれに「CS-R10-S」を設置したり、「CS-R10」のサイドカー(拡張用)として「CS-R10-S」を組み合わせる、といった使い方に対応できます。

2.シングルモードファイバーに対応したTWINLANeカード『HY256-TL-SMF』

デジタル・ミキシング・システム「RIVAGE PM10」の「I/Oラック」と「DSPエンジン」は、最大400chのオーディオネットワークを構築できる専用のTWINLANeネットワークで接続します。マルチモード光ファイバーケーブルを用いるTWINLANeカード「HY256-TL」に対し、『HY256-TL-SMF』ではシングルモード光ファイバーケーブルで接続できるようになります。このとき、カード間の最大ケーブル長は2km、TWINLANeリングの合計ケーブル長は6kmに対応します。

3.ハーモナイザーやオートマチックミキサーの機能が追加となる
ファームウェアV1.5

システムの最新のファームウェアV1.5は、今回発表した新コンポーネントへの対応に加え、Eventide社のウルトラハーモナイザー「H3000 Live」やDan Dugan Sound Design社のオートマチックミキサーなど、さまざまなプラグインを新たに搭載します。
「H3000 Live」は、極上のサウンドエフェクトとして多くのエンジニアやミュージシャンに愛用されているEventide H3000 Ultra-Harmonizerをライブユースに最適化した新開発のハーモナイザーです。ピッチシフト、ディレイ、リバーブ、モジュレーション、フィルターなどさまざまなモジュールを搭載したパワフルなプロセッサーで、それらのモジュールを有機的に結合するアルゴリズムを搭載しています。
Dan Dugan Sound Design社の「オートマチックミキサー」は、最大64チャンネルのスピーチマイク回線のゲイン配分をリアルタイムで自動最適化し、まるで複数の優れたオペレーターが操作をしているかのような、自然な音量制御を実現します。さらにハウリングやコムフィルターの発生を抑制するなど、さまざまな恩恵も得られ、台本がないスピーチ現場でも、個々のフェーダー操作に煩わされることなく、質の高い安定したミックス作業を行えます。

コメント

Eventide社 Vice President of Sales and Marketing Ray Maxwell氏のコメント
ヤマハとのパートナーシップにより、フラッグシップコンソールRIVAGE PM10に我々Eventideのライブサウンドの定番エフェクトが搭載されることを誇りに思います。コンソールの操作とラックプロセッサーであるH3000のサウンドがソフトウェアベースで統合されることにより、かつてない操作感と柔軟な音作りを実感いただけることでしょう。

Dan Dugan Sound Design社CEO Dan Dugan氏のコメント
膨大なチャンネルでDuganオートミキサーを使用できるので、フラッグシップコンソールのユーザーにも満足していただけることでしょう。オートミックスグループも5つあるので、5つの独立したオートミキサーのようにお使いいただけます。

ヤマハ株式会社 PAビジネスユニットダイレクター 津川能行のコメント
制約のある設置場所と既存インフラへの対応が、今回の新コンポーネントのコンセプトです。新コンポーネントがRIVAGE PM10のシステム対応力をさらに高めます。ファームウェアV1.5ではミキサーの最も重要な要素である「音」に改めて注力しました。Eventide社とDan Dugan Sound Design社とのコラボレーションによって生まれたプラグインはまさにその成果と言えます。アナログディレイなどのヤマハプラグインも追加、音を彩るためのツールがさらに豊富になりました。そのサウンドクオリティを是非ご体験ください。

Videos

New System Components and Plug-ins Coming! (日本語字幕)

新しいコントロールサーフェスCS-R10-S、シングルモードTWINLANeカードHY256-TL-SMF、そしてRIVAGE PM10システムに新たに搭載される各種プラグインを紹介します。

Additional Features for Coming Firmware V1.5 (日本語字幕)

RIVAGE PM10 V1.5ファームウエアに搭載される新機能を紹介します。

Eventide H3000 Live (日本語字幕)

Eventide社の営業副社長Ray Maxwell、および開発担当Dan Gillespieが、RIVAGE PM10システムに新たに搭載されるプラグイン Eventide H3000 Live ハーモナイザーを紹介します。

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