NUAGE 生産完了品

このチュートリアルビデオでは、Nuageを使用したDolby Atmosミキシングをおこなう方法について説明します。Dolby Atmosは他のサラウンド・テクノロジーと同様にリスナーの周囲に音を配置、移動できるだけでなく、天井に2列配置したシーリングスピーカーを用いて上下に音を動かすこともできます。Dolby Atmosで制作された多数のタイトルは世界中の映画館で上演され、またホームシアターでも再生が可能です。

撮影協力:ビー・ブルー青山スタジオ様

1.基本概念 : Dolby Atmosとは何か?

まずはDolby Atmosの基本的な概念、他のサラウンド技術との違いについて解説します。

2.基本概念 : スピーカー構成

Dolby Atmosの最小スピーカー構成であるホームシアター向けの7.1.4チャンネルと、映画館向けの9.1.4チャンネルについて解説します。

3. Nuendo/Nuageの設定 : Nuendoの設定

Dolby Atmosにはいくつかの制約があり、ここではビデオのフレームレートとオーディオのサンプリング周波数について解説します。

4. Nuendo/Nuageの設定 : RMio-64Dの接続

ドルビーRMUはMADIベースの機器であり、DanteベースのNuageをRMUに接続するためにはDante-MADIコンバーターが必要となります。ここではヤマハのRMio64-Dについてご紹介します。

5. Nuendo/Nuageの設定 : Dolby RMUの接続

アトモスミキシングに必要なドルビーRMUと付属のアプリケーションソフトについて簡単にご紹介します。

6. VST MultiPanner : VST MultiPannerについて

Dolby Atmosのパンナーとして使用するNuendoのVST MultiPannerについて解説します。

7. VST MultiPanner : 3軸のパンニング

従来の縦、横2軸のパンニングに加え、Dolby Atmosでは上下の軸であるZ軸を加えた3軸のパンニングがおこなえます。

8. VST MultiPanner : エレベーションパターン

VST MultiPannerでDolby Atmosパンニングをより容易におこなうためのヘルプツールであるエレベーションパターンについて解説します。

9. VST MultiPanner : ベッドモードとオブジェクトモード

ベッドモードとオブジェクトモードの違いについて、またオブジェクトの音声がどのようにRMUで処理されるかを解説します。

10.VST MultiPanner : 複数チャンネル音源の使用

Dolby Atmosではモノラルの音源だけでなく、ステレオや5.1チャンネルなど複数チャンネルの音源も配置、移動することが可能です。

Dolby Atmosパンニング実例 : 新規制作のフィルムプロジェクト「フラクチャード」を使用し、プロジェクト制作の過程でDolby Atmosパンニングが実際どのように用いられたかを解説します。

11.例1. 頭上を飛んでいく飛行機

12. 例2. 目の前を走り去る生徒

13. 例3. 爆弾が飛んでくる音

14. 例4. 塹壕の環境音

15. 例5. 弾丸が命中する音

16. 例6. 幻聴