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システム全体のデザインを実現する専用アプリケーションソフト

1台のPCで複数の音響システムを集中管理

「MTX-MRX Editor」はシグナルプロセッサー「MTXシリーズ」「MRXシリーズ」を中心とした音響システムを構築するアプリケーションソフトウェアです。 マイクやCD、MP3・WAVEなどの音楽ソースのミキシング、各エリアのニーズに合わせた個別音楽・音声配信、タイマーセットによる自動音楽再生やアナウンスなど、複数エリアの使用環境や用途に合わせた音響システムを1台のPCでコントロールすることができます。

多彩な機能

1)様々な設備用途に応える機能

MRX7-Dは設備音響に求められる多数の機能をコンポーネントとして搭載しました。フェーダーやON/OFFスイッチの他、マトリクス、ソースセレクター、GEQ、Duganオートミキサー、スピーチプライバシー、エコーキャンセラーなど、必要とされるコンポーネントを選択し、システムを構築できます。

Components list
Acoustic Echo Canceller** Input / Output (Input, Output, SD CARD, SLOT)
Ambient Noise Compensator Meter
Auto Gain Control Mixer (Delay Matrix*, Dugan Automixer, Matrix Mixer)
Combiner (Room Combiner, Room Combiner plus Automixer) Oscillator
Delay Polarity
Dynamics (Compressor, Ducker, Gate, Limiter, Paging Ducker*) Revolabs Control Component**
Effect* Router
EQ (GEQ, PEQ) Source Selector
Fader Speaker Processor
Feedback Suppressor (Pitch Shift FBS* / Notch FBS) Speech Privacy
Filter (HPF, LPF, BPF) Transmitter / Receiver*

* MTX-MRX Editor Ver.2.2.0 より搭載
** MTX-MRX Editor Ver.2.1.0 より搭載

Ambient Noise Compensator

曜日や時間帯、集客状況でアンビエントノイズ(周囲騒音)は大きく変化します。明瞭度の高い拡声・再生を実現するためには、アンビエントノイズに応じた BGMやアナウンスの音量を補正が必要です。ANCはこの作業を自動化し、BGMやアナウンスを適正なレベルに保ちます。

Dugan Automixer

Dugan Automixerは入力のあるマイクのゲインを自動的に上げ、入力のないゲインを絞ります。また、各入力と全ての入力の和を比較し、トータルのミキサーゲインを定にするように各入力のゲインを調整します。これにより、ハウリングマージンを⼀定に保ち、同時に拡声音(S)と周囲雑音(N)のS/N比も飛躍的に向上するため、株主総会やパネルディスカッションなど、多数のマイクを使用する際には、ハウリングの抑止や音声の明瞭度を保ちます。

※ MTX-MRX Editor Ver.3.0.0より対応する入力チャンネル数は最大24チャンネルに拡充。

Combiner (Room Combiner/Room Combiner plus Automixer)

用途に応じて室を分割、統合して使用する宴会場や、ショッピングセンターのように間仕切りのない空間をゾーニングする用途に最適なコンポーネントです。 1つのコンポーネントで最大8つのゾーンをコントロール可能です。コンバイナーには「Room Combiner」と「Room Combiner plus Automixer※」の2 種類が あります。後者にはDugan Automixerの機能が追加されています。

※ MTX-MRX Editor Ver.3.0.0より対応する入力チャンネル数は最大24チャンネルまで拡充。

Speaker Processor

最大4wayまで対応可能なCross OverにDelay、6 Band-PEQ、Limiterなどを搭載したスピーカー調整用コンポーネント。 ユーザーが作成したデータをLibraryに登録しておくことで、任意のスピーカーに最適化した設定を瞬時に呼び出すことも可能です。

Matrix Mixer

さまざまなマトリクスミキサーのコンポーネントを搭載しており、2x2の小規模のものから、最大で64x64もの大規模な マトリクスミキシングまで幅広く対応します。

Feedback Suppressor

マイクによる拡声の際に発生しがちな不快なフィードバック(ハウリング)を効果的に除去するコンポーネントです。特定の 周波数帯域を固定して使用するタイプ、フィードバックする周波数帯域を自動的に検出するタイプの2種類があり、それぞれ 7バンド、計14バンドで動作します。

Scheduler

あらかじめ設定した時間に任意の機能を実行します。内蔵のSDメモリーカードスロットと組み合わせることで、任意の時間に自動的に音声を再生するアプリケーションにも対応します。

Acoustic Echo Canceller

AEC(Achorstic Echo Canceller)コンポーネントは遠隔会議時に問題となるスピーカーからの廻り込みや壁の反射によって発生するエコー(アコースティックエコー)を除去します。
この技術により、会議スペースの種類を問わずさまざまな環境で使用でき、ノイズが生じやすい遠隔会議でも音声の明瞭度を高めることで、快適な遠隔会議システム環境を実現いたします。

Revolabs Control Component

Revolabsコントロールコンポーネントは、AECの学習機能を損なうことなくExective EliteシリーズマイクからMRX7-Dの音声ミュートをON/OFFコントロールする設定ができます。最大48台のマイクの設定ができます。
※機能連動には今後リリースされるExective Eliteシリーズファームウェア Ver1.1.6以降が必要です。

Feedback Suppressor (Notch FBS / Pitch Shift FBS)

マイクにスピーカーからの音声が回り込むと生じる不快なハウリングを防ぐ機能です。ハウリングは耳障りなだけではなく、スピーカーに負担をかけ、壊してしまうこともあります。そのハウリングを防ぐには、マイク位置になるべく拡声されないようにスピーカーを配置します。それでもハウリングが起きる場合は、Feedback Suppressor (FBS) を使用するとハウリングマージンを改善できます。MRX7-DにはNotch FBS とPitch Shift FBS の2 種類のFBS が搭載されています。Notch FBSは、ノッチフィルター(7バンド)を用いて発生するフィードバックを減衰させます。Pitch Shift FBS はフィードバックした周波数ポイントのピッチをピッチシフトによってわずかに変更しフィードバックループを絶ちます。

Delay Matrix

入力チャンネルと出力バスを碁盤の目のように配置したミキサーです。出力バスごとにグループのバランスとディレイを調整します。

Effect

4種類のエフェクトプログラム (Reverb Hall, Reverb Stage, Karaoke Echo, Vocal Echo) を搭載。宴会場でのちょっとした音楽演奏等でエフェクトをかけることにより、豊かな残響効果を演出するなど音響空間に彩りを加えます。

Ducker / Paging Ducker

Duckerは特定のチャンネルに音声信号が入力されたのを受けて、他の入力チャンネルの音声信号レベル(音量)を小さくする機能です。たとえばマイクを接続しているチャンネルをキーインソースとしてBGM に使用すれば、そのマイクでアナウンス放送を行なっている間はBGMの音量が自動的に小さくなり、アナウンス放送が終わると自動的に元に戻る、といった使い方ができます。Paging Duckerは、トリガーによってBGM等の入力信号をコントロールする機能を持っています。

Transmitter / Receiver

デザインシート上で離れたコンポーネント間をワイヤー無しで結線するための機能です。同じコンポーネントラベルのTransmitterコンポーネントとReceiverコンポーネントが結線されます。複数ポートがある場合は同じポート番号同士で結線されます。1 つのTransmitterコンポーネントは複数のReceiverコンポーネントに結線できます。デザインシートに配置するとき、コンポーネントラベルとチャンネル数を選択します。コンポーネントラベルは新規の名称を入力するか、対となるコンポーネントラベルを選択してください。チャンネル数は使用するチャンネル数を選択してください。

2)設計のユーザビリティを向上

Trace Signal Path

コンフィグ内の音声ルーティングやチャンネルのON/OFF状態をダイアグラム上で可視化し、意図に反して音声が出力されているケースや、意図どおりに音声が出力されていないケースの原因個所を特定できます。

User Defined Block

コンポーネントやコンポーネント間のワイヤーはUser Defined Blockとしてブロック化できます。複数のコンポーネントをまとめて1 つのブロックとすることで、スタイルシートの見た目をすっきりさせたり、ブロックのコピーで簡単に同じ機能を別チャンネル用に作ったりできます。またV2.2よりPINコードによる保護機能を搭載し、コンフィグやパラメーターを変更できないようにしたり、閲覧できないようにすることで安全性や機密性を高めます。さらにUser Defined Blockの内部にInput/Output系のコンポーネントを配置できるようになり、システム設計の柔軟性と安全性を確保することができます。

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ProVisionaire Control

MTX/MRXシリーズをはじめXMVシリーズ、CL/QL/TFシリーズなどのPAシステムをリモートコントロールするWindowsソフトウェア。使われる環境、使用ユーザーに合わせた必要なコントロールパネルを用意することができます。

ProVisionaire Touch

MTX/MRXシリーズをはじめXMVシリーズ、TF-RACKなどのPAシステムをリモートコントロールするiPadアプリケーション。使われる環境、使用ユーザーに合わせた必要なコントロールパネルを用意することができます。

Wireless DCP

Wireless DCPはMTXシリーズ/MRX7-DをiPadやAndroidなどのスマートデバイスからリモートコントロールするアプリケーションです。

Mini-YGDAIカード判定

Mini-YGDAIカードの同時使用枚数を判定

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