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株式会社エイ・アール・ケイ 様 / 制作プロダクション会社 / 大阪府  

Japan/Osaka, Jun 2015

左より、大家氏 坂本氏 中村氏  

大阪市に事務所を構え、音響・映像を含めたイベントのトータルプロデュースを行う制作プロダクション会社「株式会社エイ・アール・ケイ」。これまでに様々なイベントを支え、設立より25周年を数える同社がこのたび音響システムを一新。Nexo Geo S12システムおよびYamaha CL3を核に、Danteを用いたフルデジタルシステムが新たに構築された。同社坂本氏、大家氏、中村氏に今回の導入の経緯を伺いました。(以下、敬称略)

今回の機材更新の経緯、まずはスピーカーシステムについて教えていただけますか?

坂本:
今年で設立25周年という節目を迎えたこともあり、コンソールからアンプ、スピーカーにいたるまで機材を一新したいという思いがありました。今回の導入検討の際にヤマハさんにお願いして、Nexo Geo S12システムのデモを実施していただきました。その時に高音質でリギングまわりもよく考えられており、非常にコストパフォーマンスの高いスピーカーシステムだと感じたのが導入の決め手でした。出音に関しては一聴してハイファイでクリアな音という印象で、サブウーファーのLS18の出音が特に気に入っています。



大家:
バンド演奏時もそうですが、ダンスミュージック、とりわけ4つ打ち系のイベントにも余裕で対応できる量感のある低域が気に入っています。デモの時にはグランドスタックでの設置を行ったのですが、金具まわりもいたって簡単で分かりやすく、素早く組み上げを行うことができました。これは導入後の話ですが、弊社がよく一緒にお仕事をさせていただいている 他社の音響さんからも、分かりやすくセットアップが簡単だと好評をいただいています。なにより2人でスタックできるというのがいいですね。



中村:
Geo S12システムのアレイを構築するモジュールにGeo S1230という指向角30度のキャビネットがあったというのも実は大きなポイントでした。フライング使用時にアンダーフィルとして機能するだけでなく、単体でスタンドに立てて使用することもできます。今まで他のスタンド立てスピーカーを使用してきた現場、特により高いクオリティを求められる現場 に新たに投入を始めています。Geo S1210とLS18を3/2対向でメインスピーカーとして使用し、Geo S1230をインフィルとして使用することもありますね。

坂本:
そうした場合でもシステムを駆動するパワーアンプ「NXAMP4x4」を柔軟に使いまわせるというのはポイントが高いです。先の例でいくと4チャンネルのうち3チャンネルを使用して駆動することになりますが、残った1チャンネルは他のNexoスピーカーをドライブすることはもちろん、他社製のスピーカーをドライブするためのノープロセッシングのアンプとしても使うことができます。様々な現場に柔軟に対応できるのは嬉しいですね。



そして今回の機材更新において、Danteを使用したフルデジタルシステムを構築するというのも一つの テーマでした。コンソールにいたるまでのインプット回線だけではなく、アウトプット回線、つまりアンプまでデジタルで音声伝送を行うということです。現場でアナログのマルチケーブル敷設にかける労力と時間を節約し、高音質のオーディオ伝送ができると言うのはやはり大きな魅力です。

ありがとうございます。それでは続けてコンソールについてはいかがでしょうか?

大家:
M7CLをはじめとしたヤマハコンソールの操作感に慣れているので、新たにCL3を導入しても移行がスムーズにいくのではないかと考えました。弊社でもM7CL-48を所有しており、より小回りが利き、さらに多くのインプットに対応できるコンソールが必要と考えていたところでした。

坂本:
先程もお話しした通り、システム全体でのフルデジタル化というテーマもあって、スピーカー更新とセットで考えていた部分がありますね。I/Oボックス「Rio1608-D」も上下で分散配置ができるようにそれぞれラックに納めており、より柔軟な運用ができるようにネットワークスイッチも同じラック内に組み込んでいます。よく一緒にお仕事をさせていただいている放送局さんにもCLシリーズが導入されており、今後Danteを用いた回線の共有などもしてみたいですね。Dante Virtual Soundcardを利用したDAWへのマルチトラックレコーディングも試験的に始めています。DVSでの録音はすごい便利ですよね。ネットワークスイッチの空きポートに複数台のPCをつないで、バックアップ用のDAWを回すこともできるので、大変助かっています。

今後の展望についてお聞かせください-

坂本:
関西圏にGeo S12システムのユーザーさんが多いこともあり、機材の貸し借りに関しては大きなメリットだと感じています。まずはグランドスタックでの運用としていますが、準備が整い次第フライングでの運用も開始する予定です。これにより、より幅広い規模の現場に対応することができるようになりますし、クライアントの皆さまにより満足していただけるよう努力を重ねていきたいと考えています。



本日はありがとうございました

株式会社エイ・アール・ケイ
URL:http://www.ark-pro.jp/

データ

製品情報 R Series(AD/DA) , CL Series

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