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エヌアンドエヌ 様 / SRカンパニー / 東京都

Japan/Tokyo, May 2016

創業40年の老舗エヌアンドエヌ、NEXOフラグシップシステム「STM シリーズ」導入

東京都大田区に拠点を構え、創業40年を超える業界老舗のSRカンパニー、エヌアンドエヌ。イベントからコンサートまで多種多様な現場を抱える同社は、これまでα(アルファ)シリーズ、GEO S12シリーズとNEXO最新鋭のスピーカーシステムを導入し続け、今回再び新たなフラグシップスピーカーシステムとしてNEXO STMシリーズを導入しました。
その導入背景について、株式会社エヌアンドエヌ代表取締役・佐藤様、そして栗山様・打越様を中心にお話を伺ってきました。

まずSTMシリーズ導入の背景をお教えください。

左より(株)エヌアンドエヌの栗山様、佐藤様、打越様。同時購入のコンパクトな最新ラインアレイシステムGEO M6を小脇に抱えて。

栗山(以下敬称略):
αシリーズ導入から6 年後にGEO S12シリーズを導入し、そこからまた更に6年が経過し、新たなスピーカーシステムの導入を検討していました。例えばパシフィコ横浜やアンフィシアターなどの2000名を超えるような大きな会場に対応できるスピーカーシステムを導入することで、会社としてもよりレベルアップできるのではないかと考え、フラグシップラインの導入を検討しました。


佐藤:
NEXOを選んだのは、α~GEO S12と続いた会社の歴史を省みても必然と言えます。スピーカーの導入を検討した頃に”STM M28”がリリースされたことも、タイミングが良かったと言えます。実際、結果として他社ブランドのスピーカーについてはデモすらしませんでした。それは、やはりSTM M28の音のキャラクターが、NEXOを使い続けてきた我々の期待を裏切らなかったからです。

実際にSTM M28を使ってみた印象はいかがでしょうか。

国技館にてフライングされたSTM M28。B112をトップに使用して中低域のマージンを確保。サブウーファーS118はタンデムアレイされた。アウターには既に所有されていたGEO S12を使用。

佐藤:
STM M28は、それを使う人間が音作りしやすいように作られているな、というのが第一印象です。さすが「自由の国フランス」というべきか(笑)、嫌な押し付けがなく、使い手の自由度が高い。逆に言えば、自由度が高い分、自分たちで音作りを極めていく必要があります。例えば中低域の処理は課題の1つで、サブウーファーとベースモジュールの組み合わせ方や、クロスオーバーポイントの設定の仕方など様々に用意されているので、どう上手く使いこなすかを考えています。言い換えれば、作りこみの余地があるということであって、それがエンジニアとして楽しい部分でもあります。STM M28にはNEXOの正統進化を感じました。


栗山:
やはりこれまでのシステムに比べて圧倒的に分解能が高く、卓の操作へのリニアリティがあります。逆に言えば、ミックスがダイレクトに出音に反映されるので、本当に誤魔化しがきかなくなる。オペレータの質が問われるため、ある意味では厳しいですね(笑)音像が近く、直接音の比率が高いので、本番になってお客さんが入ってリハのときと音の印象がガラッと変わるようなこともなく、「本番に裏切らない」スピーカーだと思います。


打越:
フライングが圧倒的に早いです。これまでのラインアレイシステムとリギングの機構が異なるため多少の慣れは必要ですが、本当に早いと感じます。早すぎて逆にケーブルピックとかの作業を忘れてフライングしてしまうくらいなので、注意しないといけませんね(笑)



栗山:
あとは利便性ですね。NXAMPがあれば、これまで使っていたGEO S12やαといったスピーカーも生まれ変わり、資産を再利用できるメリットがあります。やはりNXAMPでドライブするのでは音が全く異なりますので。同時に導入したコンパクトタイプのGEO M6はSTMのリップフィルとして想定していましたが、NXAMPを使えば既所有のサブウーファーLS1200と組み合わせて小規模現場向けのメインアレイシステムとしても使えます。正直LS1200は利用頻度が比較的少なかったのですが、これを再利用できるのは非常に良いですね。更にNXAMPならばYamaha CLシリーズやQLシリーズなどとフルDanteネットワークを組むことができるのも魅力的です。

今後の抱負をお聞かせください。

STMの導入後トレーニングの様子。STMのリギング機構をチェック。

打越:
せっかく良いスピーカーを購入したので、当初の目的通り大きな現場にどんどん投入していきたいですね。またシステムのチューニングやフライングの手法など、自分自身もどんどんスキルアップしていきたいです。


栗山:
そうですね。機材も大事ですけど、それを使いこなせなければ意味がありません。機材とともに我々エンジニアも成長していく必要があると思います。個人的には、武道館でSTMを吊ることを目標としたいです。


佐藤:
導入したSTMを自分のツールにすること、即ち手足とすること。言い換えれば「STMを極めたい」と、そのように思います。

データ

NEXO製品についてはこちらをご覧ください。
NEXO Japanオフィシャルサイト

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